パワフルな音色と高い耐久性を備えたチップレススティックとは 

ドラムスティックのほとんどは先に向かってくびれており先端にチップを備えています。 このチップの大きさや形で音量や音色、リバウンド感覚なども変わってきます。 しかし中には、写真のLOS CABOS Shotgunsのようにチップがないチップレススティックというものも存在しており、同じくチップレスのPROMARK TXRKWロックノッカーは、惜しくも2023年2月14日に51歳という若さでこの世を去っ… 続きを読む

ドラマーが耳栓を使うメリットとデメリット 

スタジオでの練習の後などで耳が聴こえづらくなった経験ありませんか? この聴こえづらい状態は、長時間大音量にさらされることで聴力をつかさどる細胞が損傷することで引き起こされます。 特にドラムは音域が広く、音量は130dBにもにも達し、これはジェット機のエンジン音や落雷に匹敵します。 こんな大きな音に演奏の度さらされているドラマーの耳には、知らず知らずにもかなりの負担がかかってしまっています。 症状は… 続きを読む

ドラムスティックの標準”5A”とは 

ドラムは貸しスタジオやライブハウスにドラムセットが常設されていることがほとんどで、ギターなど他の楽器とは違い楽器本体を必ず買う必要がありません。 このため、絶対に必要なのはスティックくらいで、意外かもしれませんがドラムは始めるハードルがかなり低い楽器なのです。 (もちろん、こだわりだすとスネアドラムやキックペダルなどが欲しくなってくるのですが、、) 今回はドラマーとなって最初に購入するスティックの… 続きを読む

インパクト抜群! 常識を覆したPAiSTeのカラーシンバルとは 

こちらは先日買取させていただきました、表面にカラーコーティングを施したPAiSTeのPST7シリーズのシンバルたちでございます。 (通常、PST7にはカラーコーティングはラインナップされていませんので、楽器店による別注品と思われます。) 今回は、存在は知っていても多くの方が使ったことがなく、馴染みがないであろうカラーシンバルをご紹介していきたいと思います。 PAiSTe カラーシンバルの歴史 シン… 続きを読む

復活を遂げたなにわのドラム魂! 

早いもので2021年も残り半月。 年末の整理時期ということもあり、当店ではありがたいことに多くの楽器を買取させていただいております。 入荷した商品は続々と販売サイトへの掲載しておりますのでお楽しみに。 こちらは先日入荷したSAKAE Axelandorのツインペダルモデル。 真円から偏心まで3段階に調整可能なマルチ・アクセル・カム・システムや、着脱可能式ヒール・システムなど独自のメカニズムをふんだ… 続きを読む

スナッピーにまつわる豆知識「紐派?テープ派?」 

ドラマーがドラムセットの中で最もこだわる楽器と言えばやはりスネアドラムですね。 ライブや練習のときもスネアとペダルは絶対に持ち込むという方も多いのではないでしょうか。 スネアドラムの最大の特徴と言えば、裏面に取り付けられたスナッピー(国外では”Snare Wire”と呼ぶのが一般的なようです)。 スナッピーとは、細いコイル状の金属線が数10本合わさったもの。 これを装着することで少し歪んだような「… 続きを読む

もうすぐ40周年を迎えるモダンベースの雄「Warwick」の歴史 

こちらは先日買取させていただいた、1990年のStreamer Stage Iを再現した特別モデルでございます。 メイプルのボディとネックに指板はエボニー、ピックアップにはバルトリーニを搭載。 現行品よりもボディは薄く、ワーウィックらしくもオープンな鳴りを持った一味違った1本ですので、ぜひこの機会にお手にとってみてください。 そんなWarwickが、来年2022年に創業40周年を迎えます。 ここ最… 続きを読む

最も有名なシンバル”Zildjian”の歴史 

先日店頭にて、シンバルをごっそり入れ替えたのでしょうか、大量のシンバルをまとめて買取をさせていただきました。 なんと、そのほとんどがZildjian(ジルジャン)シンバル! Zildjianといえば、SABIANと並んで打楽器奏者以外にも幅広く知られている最も有名なシンバルメーカーで、著名な愛用者もここでは挙げきれないほどです。 そんな皆さんご存じのZildjianですが、その歴史は1600年代と… 続きを読む

革新的なアイデアでドラム界を牽引し続ける”DW Drums”のこだわり 

Qsicではギター、ベースをはじめ様々な楽器の買取、販売をさせていただいております。 もちろん、近年習い事としても注目を集めているドラムもお取り扱いしており、近々では現在主流となっている、キックペダルのチェーンドライブペダルやアンダープレートなどを発明し、ドラミングの発展に大きく貢献してきたパイオニアであるdw(DrumWorkshop)のスネアドラムが2台入荷しております。 多くのプロも愛用する… 続きを読む

【ドラム】 ビーターのすすめ ~第3回 DANMAR , VATER , VIC FIRTH~ 

こちらは先日買取をさせていただきましたPearl P-2000Cの写真なのですが、同じモデルのはずなのに何か違うような、、、ビーターが違う!? 右のペダルのビーターがP-2000C純正のクォードビーター。 左のペダルは同じくPearlのDB-150が装着されています、前オーナー様が交換して使っていたようですね。 日頃、ドラマー仲間やお客様とお話をしていて、 「純正以外も使っていいの?」 「純正のビ… 続きを読む