1957年に大きく変わったプレシジョン・ベース! 

1957年以前はオリジナル・プレシジョンベースがエレキベースの定番となっておりましたが、1957年に更なる改良を加えるため大幅な仕様変更がありました。 まず、ピックアップがシングルコイルのものから「スプリットコイル・ピックアップ」と呼ばれるピックアップへ変更となります。 シングルコイルの構造ではありますが、2つのピックアップコイルが逆巻きにしてハムバッキングの効果を得ていますので、実質はハムバッキ… 続きを読む

オリジナル・プレシジョンベースの魅力! 

OPB1

皆様はオリジナル・プレシジョンベースというベースをご存知でしょうか? あまり聞き慣れないかもしれませんが、Fender社が1951年に発売したベースをこのように呼びます。 このベースが発売された際に最も画期的だったのは、今までフレットレスだったものが一般的だったベースにフレットを打ち込み、名前の由来となっている、正確(プレシジョン)な音程が簡単に出せるようになったことでしょう。 50年代前~中期は… 続きを読む

ヘッドレスギターの特徴 

1980年代にSteinbergerが開発したヘッドレスデザインのベース「L2」からその歴史がはじまり、近年ではスウェーデン発のstrandbergが人気を博し、キワモノとしてではなく1つのジャンルとして確立したヘッドレスギター。 ヘッドレスギターは製造メーカーやモデルが少なく、人気の火付け役であるstrandbergもそうですが高価なものが大半で、気になったからと言って気軽に試せるものではありま… 続きを読む

よくあるトラブルの予防法 

年間たくさんの楽器を検品させていただいておりますが、中にはメンテナンス不足や合わない工具でのメンテナンスにより不良箇所が発生してしまっているものが多少なりともございます。 その中から特によくあるトラブルを2つ、未然に防ぐための心得と共にご紹介いたします。 その1:イモネジやトラスロッドナットが回せなくなる 六角レンチで調整するタイプのトラスロッドやブリッジサドルのイモネジがなめてしまっていることが… 続きを読む

ギターの弦を長持ちさせる方法 

いろんなものが値上がりしている昨今。 円安の影響や原材料の高騰などで楽器本体はもちろん、消耗品である弦も例外ではありません。 大変心苦しいのですが、当店でも定番のギター弦であるダダリオのEXLが次回入荷分から1000円近い価格に値上げを余儀なくされました。 (2022/12/12現在) 1セットたった数百円とはいえ、コンスタントに交換する消耗品のコストアップは馬鹿に出来ません。 ということで今回は… 続きを読む

ワンタッチでドロップDチューニングにできる魔法のペグ! 「Hipshot Xtender Key」 

こちらは先日3本まとめて買取させていただいた、MR.BIGなどでの活躍でおなじみの凄腕ベーシスト ビリー・シーンのシグネイチャーモデル「YAMAHA ATTITUDE」です。 ネックエンド近くにマウントされたウーファーピックアップとそれを活かす2系統の出力、高速タッピングのためハイポジションに施されたスキャロップド加工などシリーズ共通のこだわりの仕様が多く盛り込まれています。 この4弦ペグに採用さ… 続きを読む

【入荷特報】Sugiファン必見 木材も仕様もスペシャルな4弦ベース 中古ではまず出会えない一本 

Sugi NB4C 33” bue/ALD2P 1H NAT-BK 2020年 ベースをしている方なら、一流国産ブランドであるSugi Guitarsをご存じでしょう。 Sugiが製作する楽器のファンは多く、国内外の著名なギタリスト/ベーシストが絶賛しています。 アーティスト一覧 江川ほーじん氏のようなベテランアーティストや、休日課長氏のような新世代のアーティストも、Sugiのベースを愛用していま… 続きを読む

【入荷特報】世界に4本! Provision OPTB-J-TOMlO lNOUE Limitedが奇跡の入荷! 

Provision OPTB-J-TOMlO lNOUE Limited 80年代の日本を代表するロックバンド、ザ・ルースターズ。 一度は活動休止をしたものの、現在も不定期にコンサートも行っており、今もなお熱狂的なファンがいます。 そのザ・ルースターズのベーシストであり、現在はソングライター/アレンジャー/プロデューサーとして活躍する井上富雄氏のシグネイチャーモデル。 このモデルが発表された202… 続きを読む

ギター弦交換のすゝめ 

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ギターをしているとどうしてもかかってしまうランニングコストが「弦」です。 切れてしまえば皆さん交換をされるかと思いますが、節約のために切れるまではずっとそのまま使い続ける方も多いかと思います。でも実はこれ…問題がいくつかあって、結果的には逆にコストが掛かってしまうかもしれません! 音質の問題 そもそも弦がサビてしまうと、音が悪くなってしまいます。エレキギターで歪ませた音などでは少し分かりにくいかも… 続きを読む

強度抜群のグラファイトネック! 

グラファイト

皆さんは「グラファイトネック」をご存知でしょうか。 近年では様々なモデルに使用されているグラファイトネックですが、実際グラファイトネックとはどういったものなのか。 私が使用しているベースのネックもグラファイトネックが使用されており、自分自身としては馴染み深い素材でもあります! ですので自分が実際に使っている際の感覚なども交えつつ、グラファイトネックの特徴などをご説明させていただきたいと思います。 … 続きを読む